不安障害 パニック障害 うつ病

不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本(要約:ネタバレ注意)

今日紹介するのは、ポール・デイヴィド著 不安神経症・パニック障害が機能より少し良くなる本です。

この本はポール氏自身が10年間、不安神経症を患った経験を元に、ポール氏の元に寄せられる多くの患者さんとのやりとりを通して、パニック障害・不安障害をよくするための、アドバイスが随所にちりばめられています。病気の体験談をもとに本が展開していくので、読む側としては、とても内容は受け入れやすく、不安神経症を良くするための心構えが丁寧に書かれており、私自身も参考になることが多かったです。

不安神経症がやっかいなのは、もがけばもがくほどに不安神経症のドツボにはまっていくことだと思います。そのことを的確に表している言葉として、『不安神経症は牢屋のようなものだけれど、肝心なのはそれに苦しんでいる人が牢屋の鍵を握っている』という点です。つまりは、不安発作やパニック発作に囚われて、それを治そう治そうとすればするほどに、症状は悪化してしまうということです。まずは病気を理解して、不安神経症を生活の一部として受け入れ、「不安」に居場所をつくってあげて、普通の生活を送っているうちに、だんだんと「不安」だったことを忘れ、鍵を開くことを思い出すということなのだと思います。

不安神経症・パニック障害をよくするためのキーワード

不安神経症の症状について理解すること 理解したら、「情報収集屋」をやめること

不安神経症になった原因について、あれこれ考えない

治療に即効性をもとめない、突然に治ることはない、回復への道は山あり谷ありである

本当にすべきことは、自分が感じている症状をあるがままに感じて、そのことを自分に許すということ

しばらくの間は不安神経症が私の一部になること、私の心と体に良くなるために必要な時間を与えること、良くなることを日々の生活の目標にするのをやめること

普通の感覚が戻ってくるためには、できるだけ普通の生活を送ること

常に自分の感情をコントロールしたいという欲求を手放す、コントロールを失わない最良な方法はコントロールしたいという欲求を手放すことである

あなたが感じている感覚はどれも、少しも害はないし、危険でもないことを本当に理解し、それを信じること

自分以外のことに集中して忙しくしていればいい

不安神経症と同居しながら普通の生活を送り、不安な感覚や考えが浮かんでも、そのことを否定しないで頭の隅に置いておく、不安の居場所をつくってあげる

本当はノーなのにイエスとは言わないこと、そして本当はイエスなのにノーと言わないこと

どんなに後戻りしている最中でも、それまでに学んだことや回復した部分は消して消えないこと

いかがだったでしょうか?同じ病気で悩むひとりでも多くのひとが最悪の状態から抜け出す鍵を見つけていただけたらと思います。

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