プロフィール紹介

もしも、医者が体調を崩したのならどうしたらよいのでしょうか? もしも、医者が心の体調を崩して働けなくなったらどうしたらよいでしょうか?

2018年12月に過重労働やパワハラ、結婚にまつわる不安によって極度のストレス状態に陥り、「不安障害」「うつ病」を患うことになってしまいました。

その経験から、多くのものを失ってしまったのと同時に、今まで気づかなかった多くの「気づき」に出会うことになります。

本来、患者さんを治す立場側であるはずの医者が、自分が患者さんとなり、特に心の病というなかなか数値化できない疾患を患うことになり、とても苦労することになりました( これは現在進行形ですが)。

しかしながら、私が経験したことは、ストレス社会において、誰しもが経験する可能性があります。

「40歳」「医者」「独身」で人生を謳歌していた人間が、ひとたび人生のレールを外れると、どうなるのか?

医師という職業は、誰しも慣れるわけではなく、給料も多くて、さぞかし幸せに違いないと世間一般的には考えられていると思います。

実際、確かに金銭的には恵まれていましたが、昔から「医者の不養生」ということばがあるように、お金には換えられない「健康」を失うことが、いかに人生の彩りを無くしてしまうのか、気づかされました。

たくさんの人に迷惑をかけ、自分にかけられた期待に答えられず、一時は自殺も考えました。

苦しい療養の生活の中から、自分を見つめ直し、そして多くの気づきに出会うことになります。

今この瞬間も「よりよい人生とは何か」「だれのための人生なのか」を今も模索しているところであります。

その中で得た経験や知識というものをブログ記事を通して皆さんと共有できたらと思います。

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