今回は、鳥取県にある日本百名山のひとつ大山(1709m)を紹介したいと思います。
大山は中国地方最高峰の山で、その秀麗な山容から「伯耆富士」とも呼ばれます。
登山道には西日本最大級のブナ林や特別天然記念物のダイセンキャラボクも観察することができます。
ポイント
大山は中国最高峰の山で、剣ヶ峰(1729m)がピークだが、現在登れるのは弥山(1709m)まで
日帰り可能で初心者でも登れる人気の山だが、途中登山道は狭く、急な登りもある
水場がないので、十分な水を持って行こう
登山時期は4月下旬から11月上旬まで
コースタイムは約5時間で、走行距離は約8km、累積標高差は993m
夏山登山口の駐車場に登山届を出しておこう
登山道について
夏山登山口 3合目を過ぎると徐々に登りがきつくなります。
5合目からは登山道が徐々に細くなり、行者コースとの合流点を過ぎると、6合目になります。
6合目には避難小屋とベンチがあり、多くの登山者がここで休憩を取ります。左手には大山北壁を間近にみることができます。
ここからはかなり登山道は厳しくなってきます。周囲はだんだん低木に変わり、視界が開けてきます。8合目を過ぎたところで、木道に変わります。
ダイセンキャラボクに囲まれた木道を進むと山頂の避難小屋そして頂上に着きます。
頂上の東に目をやると最高峰の剣ヶ峰(1729m)を望むことができます。(剣ヶ峰への縦走路は崩落が激しく、通行止めになっています)
頂上からは眺望がよければ、弓ヶ浜や米子市街地、日本海~中海、宍道湖が一望できます。
下山は登ってきた道をそのまま下ってもよいですが、行者コースを下ると、元谷にでて、枯れた沢を横切り、
しばらく森の中を進むと大神山神社奥宮の横にたどり着きます。さらに石段を下っていくと大山寺が現れます。
大山寺の参道沿いに豪円湯院があり、日帰り入浴も可能です。登山で疲れた身体をここで癒やすのも最高だと思います。
いかがだったでしょうか?
是非、中国地方最高峰の山、大山に登ってみてください。